透析治療の不要物の除去や是正は基本的には
ダイアライザーいわゆる透析膜を通して拡散をドライビングフォースとしたものであります。
現在は内部濾過促進型で限外濾過で中分子量物質を除去して行くことも大事になっています。
その中で重要になってくるのがその大きさ。
透析でよく見る各種分子量
小分子量物質 ( 500Da以下 )
- K:39 Da
- P:31 Da
- 尿素窒素:60 Da
- クレアチニン:113 Da
- etc…
中分子量物質 ( 500〜5000Da )
- ビリルビン:585 Da
- ビタミンB12:1355 Da
- β2-MG:11800 Da
- α1ミクログロブリン:33000 Da
- etc…
大分子量物質 ( 5000Da以上 )
- インスリン:5807 Da
- ヘモグロビン:64500 Da
- アルブミン:66000 Da
- IgG:150000 Da
- IgA:160000 Da
- IgM:900000 Da
- etc…
参考:血液浄化療法ハンドブック ( 透析療法合同専門委員会 )
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