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抗ガングリオシド抗体とは

抗ガングリオシド抗体とは

たまたま、ある疾患に関して調べていたら出てきたので、まとめておきます。

抗ガングリオシド抗体など、医療現場でもまぁほとんど聞きません。が、シアル酸をもつ神経系に豊富なスフィンゴ糖脂質であり,細胞膜上でクラスターを形成しマイクロドメインを構成している。ものとされています。

一般的にこれが出てくるときは大抵
GBS ( Guillain-Barré Syndrome ) = ギラン・バレー症候群や
CIDP ( Chronic Inflammatory Demyelinating Polyradiculoneuropathy ) = 慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー、FS ( Fisher Syndrome ) = Fisher 症候群 の補助診断マーカーとして用いられます。

ちなみに、GBS・CIDP・FS を簡単にまとめると

GBS ( Guillain-Barré Syndrome ) = ギラン・バレー症候群

主に筋肉を動かす運動神経の障害で、四肢に力が入らなくなる疾患。重症の場合、中枢神経障害性の呼吸不全を来たし一時的に気管切開や人工呼吸器を要する。急性・多発性の根神経炎の一つ。

難病医療費助成制度の対象ではない。

CIDP ( Chronic Inflammatory Demyelinating Polyradiculoneuropathy ) = 慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー

2ヶ月以上にわたり進行性または再発性の経過で、四肢の筋力低下やしびれ感をきたす末梢神経の疾患です。

階段をうまく上がれなくなったり、握力が低下して物をうまくつかめなくなったり、左右対称性に腕が上がらなくなる。また、転びやすくなったり、などの症状が挙げられます。

FS ( Fisher Syndrome ) = Fisher 症候群

急性の外眼筋麻痺、運動失調、腱反射消失の三徴のみを示し、約半数で瞳孔異常、顔面神経麻痺、球麻痺を伴いふらつきで発症する。

 

参考:血液浄化療法ハンドブック ( 透析療法合同専門委員会 )

 

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